2008年9月4日木曜日

再び Klaus Schulze / Time Wind



Klaus Schulze の75年の作品「Time Wind」です。
高校生だったころタンジェリン・ドリームも聴いていたんで、その流れで買ったと思います。
タンジェリン・ドリームのほうは、同じシンセ・ミュージックでもメロディーもあったし叙情的な部分も
あったので受け入れやすかったのですが、Klaus Schulze はもっとコアな面が強いですね。
ワーグナーに捧げるとありますが、すごく重く暗い世界です。
延々とシンセの反復リズムが続きます、聴き続けるとトリップしそうな感じ。
ひたすら終焉に向かって突き進むような、そして最後の終わり方は強烈でした。
高校生だった私は恐ろしくなり、長い間この「Time Wind」を聴くのを封印してしまいました。
それから30年ようやく私は恐怖の扉をまたあけるのでした。