2008年6月3日火曜日

悲しき酒場の唄 / Sad Cafe

元マンダラ・バンドの4人に2人のヴォーカルを加え、バンド名を小説のタイトルからとってデビューした Sad Cafe はシンセによるシンフォニックなオーケストラ・サウンドをバックにプログレ的アプローチのブリティッシュ・ポップを聴かせ、10cc と YES の中間のサウンドと評された。正真正銘な英国ならではの雰囲気バリバリのグループで、日本でも全然知名度もなくマニアしか知らないという状況が寂しい。

Sad Cafe は知らなくても GENESIS のマイク・ラザフォードのバンド メカニックスのヴォーカルのポール・ヤングが在籍していて、ここでも魅力的な歌声を聞かせています。ただ最近、病死したということで非常に残念な気持ちです。

アルバムの後半はマンダラ・バンド用に書かれた曲で、メドレー形式の起伏のとんだ美しいくドラマチックでプログレ・ファンにはたまらない進行です。

この後バンドはポップ色がだんだんと強まり、最後はなんとも変哲もないA.O.Rなバンドとして姿を変えていってしまうのが残念!

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