2008年4月27日日曜日

地中海の伝説 Mauro Pagani


日本における P.F.M の衝撃は強烈だったが、そのおかげでイタリアの音楽シーンを少なからず知ることができた。
イギリスに次ぐプログレ大国だというのも、最近解かってきている。そんなイタリア No1のプログレ・グループ P.F.M でヴァイオリンとフルートを担当していたのが本作の主人公 Mauro Pagani である。
P.F.M 脱退してのソロ・アルバムの1作目ですが、まずなによりジャケットの Mauro Pagani に本人だろうかカッコイイデス!
内容のほうも、古来から交通の要所であり、さまざまな文化の交錯する地中海の姿をいきいきと描いた歴史的名盤だと思います。
P.F.M の特徴を持ちつつも、その世界を大きく跳躍して、アレアのメンバー等も巻き込んで、地中海音楽を極限まで追求し、民族楽器を駆使したすべての曲が名演かつ名曲。
まるで、このアルバムがその後のワールド・ミュージックの先駆け、原点だったようにも聴こえる、最初は少し取っ付きにくいかもしれないが、回数聴くとだんだん良くなっていきますので、飽きがきませんね。

0 件のコメント: