2008年4月28日月曜日

痛快Jazz・Rockの傑作! Feels Good To Me / Bill Bruford



Bill Bruford  は YES . King Crinuson. UK とプログレのど真ん中を渡り歩いてきたドラマー。
初のソロ・アルバムですが、内容は充実しています。イギリス・ジャズ・ロック・アルバムの傑作に入る作品だと思います。
プロデュースは Brand X のロビン・ラムレイが担当。
そしてキーボードの Dave Stewart の貢献度は大きく、ナショナル・ヘルス的な曲展開、雰囲気をかもし出している。ギターは
Allan Holdworth 超絶な、そして独特なネバネバ・ウネウネなギター・プレイを全開していて実に気持ちが良い。ベースはアメリカ人の Jeff Berlin を起用したが、このアルバム以降プログレ界でも名を馳せることになる。
そしてなんて言っても、このアルバムを際立たせているのは、Annette Peacock のヴォーカルで、たんなる歌ものでは終わらない深みを与えている。彼女、独特の癖のある歌いまわしや、リズム感、そこえもって Allan Hoidworth のこれまた変態チックなギターが絡んできて、これは病みつきになる様なサウンドでプログレ・ファンにはたまらないですね。
その後 Bill Bruford は UK を挟んで、自らのグループ 「Bruford」 で再びこのメンバーでアルバムを発表。そちらも傑作ですが、どんどんと Jazz の世界に急接近していくのでした。

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